ロイヤルエクスプレスを眺めながら

一度の外食の日です。伊東駅の線路沿いにある喫茶「オレンジ」に行ってきました。美しく磨き上げられた濃紺の列車「ロイヤルエクスプレス」が入ってきました。一人一人が注文した食べ物が席に運ばれてきました。ちょっと贅沢をしているような気持になります。パスタ、カレーライス、ラーメン、チャーハン、焼きそば、たこ焼き、ホットケーキ、コーヒーフロート、プリンなどなど。テーブルの上はおいしいものであふれています。

おいしい昼食をとって一休みしたら、卓球でひと汗流します。

楽しい一日でした。

うれしいな!おいしい!幸せ!

箱折りの注文もピークを過ぎ、9月に入ってからは、ゆったりとした気持ちで午前中の作業をしています。午前11時半を過ぎたころ「ひまわり会」の皆さんがいらっしゃいました。

「お弁当の差し入れでーす!」

箱折りの手を休め、顔を上げた「おおはら」の皆さんの笑顔は、まるで花が咲いたようでした。

美しい彩りの五目寿司。酸味が柔らかく、具材のおいしさが引き立っています。
ゆうとさんは、一口ほおばるたびに感動して独り言を言います。
「うれしいな!」「おいしい!」「幸せ!」「ううん、口の中がたいへんなことになっている!」・・・・
心のこもった手作りのお弁当をありがとうございました。
とってもおいしくいただきました。

楽しく祈る

ゆうきさんがひざまずき、両掌を合わせて祈っています。
深刻さは全くなく、満面の笑みです。
いったい何のお祈りでしょう?
たくさんの手拍子と拍手をもらって、皆さん、顔をほころばせています。
実は、今日は月1回の「おおはらカラオケ大会」です。
歌い終えて待っていると、10秒ほどで画面に採点が出ます。
ゆうきさんはその空白の時間を、祈りのポーズで盛り上げてくれました。
皆さんは、何点であっても、気持ちよく歌えればそれで満足なのです。
友達のために楽しく祈る。
このパフォーマンスを入れることで、カラオケ大会の楽しさは、何倍にもふくらみました。
帰りの会で、皆さんからゆうきさんに心のこもった拍手が送られました。
「ありがとう!ゆうきさん!」

古の歌に心揺さぶられ

おおはらの光丘アワーです。講師の向坂先生が、1カ月かけて浦島太郎の紙芝居を作ってきてくださいました。古の歌を朗々と歌い上げる先生に、おおはらの皆さんの目はくぎ付けです。古歌ですので、その意味は定かにはわかりませんが、異国の悲歌を聴くような感じで、知らぬ間にお話の世界に引き込まれていきました。
これが紙芝居の原稿です。
のぶ子さんは手作りのバッグを、お礼の言葉とともに向坂先生にプレゼントしました。